| 結婚以来いっしょに暮らしてきた18歳の猫が亡くなってしまいました。 |
| 持病もあったのですが、一度大きく崩した体調も落ち着き元気がでてきたころでした。ある晩、外に出たいと言ってでていってそれっきり。 あちこちで見たよという情報もいただいたのに、そして必ず帰ってくる、どこかでばったり会えるという妙な確信が私にあったにもかかわらず、どうしても会うことができませんでした。5日後、かなり離れた場所で事故で亡くなっているのを、近所の方が車で通りかかった時にみかけたと教えてくれました。 あの晩、窓を開けなかったらこんなことにならなかったのに...という思いから逃れられない私を一冊の本が少し癒してくれました。 絵本の中の外の世界と人間との生活を自由に行き来する猫たちの幸せそうなこと。転勤転勤で完全室内飼いをしてきたけど、やはり猫なりに自由を求めていたのかな...と。最近は2階にも自力で上がれず、ちゃぶ台の下でほとんど寝てすごしていた我が家の老猫が、あの晩、自分で外に出ていってしまったのは事実なのです。 まだまだ思い出して辛いのですが、外でのんびりひなたぼっこしている猫を見ると、猫らしく生きてていいなと思います。 |
![]() 沼野正子さく かがくのとも傑作集 福音館書店 |